
2025.06.05
第42回 秋の「燥邪(そうじゃ)」
健康と美容、栄養、ウェルエイジングを専門としている内科美容皮膚科医 中島由美です。
季節の変わり目に身体が順応できずに風邪を引き、症状が長引いてなかなか治らないという方がよくクリニックにもこられます。
夏から秋。
東洋医学では、秋は「燥邪(そうじゃ)」の季節とされています。
「燥邪」とは、乾燥による身体への悪影響のことです。
特に影響を受けやすいのは「肺・鼻・喉・肌」などの部位です。
乾燥のため皮膚や粘膜のバリア機能が低下して、肌荒れ、アレルギー疾患、風邪、気管支炎などの症状が出易くなります。
また、体内も水分不足になりやすく、便秘や髪のパサつきといったトラブルも起きやすくなります。
燥邪の症状は、喉の痛み、咳(空咳)、痰、鼻づまり、くしゃみ、鼻炎、喘息、便秘、腹痛、皮膚や髪の毛の乾燥などで、全身に幅広く現れるのが特徴です。
秋の食養生
秋の味覚である梨、柿、レンコン、シイタケ、山芋、葡萄、キノコ、サンマ、カツオ、鮭、栗などがおすすめです。
その中でものどや肺に効く食材で、代表的なものが「梨」です。
「梨」は、体内の余計な熱を冷まし、喉の痛みや咳止めに効果があります。
但し、食べ過ぎは体を冷やしすぎたり、血糖値も上がりやすいので少量にとどめておきましょう。
また、水分をしっかり摂ることも大切です。
水、炭酸水(無糖)を1日2~2.5L摂ると、乾燥対策になるだけではなく、身体の代謝もあがり冷えやむくみの予防にもなります。
秋の味覚を楽しみながら、「燥邪」対策されてみてはいかがでしょうか?
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