アレルギー科
allergy
花粉症、アレルギー性鼻炎、食物アレルギー、じんましん、気管支喘息などのアレルギー疾患全般を診察します。
アレルギーには即時型アレルギーと遅延型アレルギーがあります。
即時型アレルギーは、アレルギーの原因物質となる抗原を吸入・摂取した後すぐにじんましんなどの症状が現れます。一度の血液検査で39項目の抗原を保険診療で調べることができます。遅延型アレルギーは、食物抗原を摂取後6~24時間でじんましんだけでなく、倦怠感、嘔気、下痢など全身に多彩な症状を引き起こします。体に合わない食物を知らない間に食べ続けるため、症状は慢性化し原因不明の症状に悩まされる方は非常に多くいらっしゃいます。遅延型アレルギー検査は、少量の血液検査をアメリカに送り120~216項目の抗原を自由診療で調べることができます。アレルギーや体調不良の原因となっているものを把握し、生活からできるだけ除去していくことが重要となります。
当院では、スギとダニに対して舌下免疫療法とよばれるアレルギーの根本治療を保険診療で行うことができます。花粉の飛散しない6月~12月にかけて毎日スギかダニの抗原の入った薬を舌下投与し、体内に抗体を作らせて免疫を高めていく方法です。治療期間は3年以上かかりますが、毎年ひどいアレルギー症状に悩まされている方には効果的な治療方法です。
じんましんには急性と慢性があり、急性じんましんは呼吸困難や下痢を発症することがあるため早急な対応が必要です。当院ではアレルギー検査と同時にじんましんの治療を迅速に行うことができます。また、慢性じんましんは疲労からくることも多く原因解明が困難なことが多いですが、検査や問診からある程度絞り込み、漢方薬や生活指導で症状の改善を目指していきます。
気管支喘息は主にアレルギー性の炎症によって気管支が狭くなる病気で、炎症を鎮めないでおくと、発作の起こりやすい状態が慢性化していきます。喘鳴、咳、痰、呼吸困難が起こるのが特徴です。気圧の変化、過労、ストレスでも喘息の状態を悪化させることがありますので、日頃のコントロールが必要となってきます。また、最近増加している咳喘息(喘息性気管支炎)は気管支喘息と似ていますが、本体は急性気管支炎で、一般に呼吸困難がないのが気管支喘息との大きな違いです。気管支喘息、咳喘息の治療は気管支拡張を目的とした点滴、吸入、内服薬等にて行っております。
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